長野日報:伊那市手良公民館で裁判員制度の学習会
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社会 : 伊那市手良公民館で裁判員制度の学習会
更新:2007-1-12 6:00
伊那市手良公民館は9日夜、長野地裁庶務課長の桜井郁夫さんを講師に、裁判員制度の学習会を開いた。地元住民15人が出席。2009年から刑事裁判に導入される同制度について説明を受け、質疑応答をした。
桜井さんは制度の導入理由について「国民の遠いところにあった裁判所が社会と積極的にかかわっていく時代になった」と強調。「現在の手続きでは時間がかかり、判決に国民の声が反映されない」と話した。
出席者からは「裁判員を断るとペナルティーはあるのか」「県外の裁判所に行くことは」「法律を知らない素人がかかわれば時間がかかるのでは」など質問が次々と出され、関心の高さをうかがわせた。
桜井さんは「正当な理由がなければ、断ると10万円以下の過料がかかる」「県内の裁判所に限られる」「事前の手続きで争点を整理、検討し、量刑の資料が提供される」とそれぞれ応じた。
裁判員裁判は殺人や強盗致死傷などの重大事件が対象になることから「死刑に絡む判断をしなくてはならない。裁判員に選ばれた人は意思表示がつらく、負担が重いのでは」との意見もあった。桜井さんは「国民にどれだけ理解されるかにかかっている」と理解を求めた。
学習会は生涯学習事業「はつらつ手良塾」の一環。最高裁判所が制作した裁判員制度広報用映画の上映もあった。
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