裁判員6人選び模擬裁判 地裁 3日間、殺人事件を想定
2009年から始まる裁判員制度に備え、裁判員の選出から判決までを3日間にわたって行う模擬裁判が19日、熊本地裁で始まった。初日は冒頭陳述、証人尋問があった。20日は証拠調べと論告求刑などが行われ、21日に判決が言い渡される。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20071120/20071120_001.shtml
本番に近い形の模擬裁判にするため、県内で初めて裁判員の選出手続きも実施。事前に熊本市内の企業約30社から提出された300人の名簿から19人の裁判員候補を選んだ。この日、同地裁に来た19人に被告との関係の有無などを質問、くじ引きで6人の裁判員が選ばれた。
模擬裁判は無職女性(33)が交際相手の男性(53)の胸などを包丁で刺して殺害、殺人罪で起訴されたという事件を想定。まず野島秀夫裁判長が裁判の争点を裁判員に説明。男性を刺したのは正当防衛だったのか、殺意はあったのかが争われていることを話した。その後、検察、弁護人による冒頭陳述が行われた。
冒頭陳述後、男性の遺体を検視した医師への証人尋問が検察、弁護人からあり、裁判員は双方の主張を真剣な表情で聞いていた。
同地裁は「3日間時間を拘束される裁判員の状況などを検証したい」と話している。
=2007/11/20付 西日本新聞朝刊=
2007年11月20日00時45分
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