「夫の行動が怪しい」 死去の妻のメモが有罪の決め手に
(CNN) 米ウィスコンシン州で10年前に死亡した女性をめぐる刑事裁判が開かれ、陪審団は21日、女性の夫を殺人罪で有罪とした。決め手となったのは、夫の不審な行動や自らの心境について女性が書き残していたメモだった。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200802230006.html
ジュリー・ジェンセンさん(死亡時40)は、1998年に遺体で発見された。検察側は、夫のマーク被告が、ジェンセンさんを不凍剤で中毒状態にしたうえで窒息死させたと主張。これに対し被告側は、ジェンセンさんはうつ状態にあり、夫をわなにはめる準備をした後に自殺したと反論していた。
ジェンセンさんは生前、夫の手帳を調べて薬やアルコールに関する記述を写真に記録したり、夫への不信を書き記したりしていた。それらを隣人に渡し、自分の身に何か起こったら警察に届けるよう依頼していた。
ジェンセンさんの死後、メモは捜査当局に渡ったが、同州の裁判所が風聞を証拠として採用することを厳格に禁じていたため、検察側はジェンセンさんのメモを証拠申請できない状況が長年続いていた。それがこのほど、連邦最高裁の判例に基づき、風聞でも例外的に証拠採用するケースがあると州最高裁が判断を変更。ジェンセンさんのメモが証拠として審理された。
公判では、「私が間違っていて、何も起こらなければいいと祈っている。でも、マークの行動は怪しく、私は早死にしてしまうのではないかと思う」などの記述が読み上げられた。
陪審員は「(マーク被告が犯行に至った)道のりを示す、完全で明快なメモだった」と話した。
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