裁判員制度:設置されたIT機器で、弁護士らに操作説明会--地裁 /福井
09年5月までに始まる裁判員制度に備え、審理を分かりやすく円滑に進めるためのIT機器が、福井地裁の刑事裁判が開かれる法廷に設置され、このほど県内で活動する弁護士や、福井地検の検事ら司法関係者を対象に操作説明会が開かれた。
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080330ddlk18040266000c.html
弁護人席と検事席にはパソコンと接続できる65インチの大型ディスプレーを用意。審理の際に双方がパソコンソフトで作成した画像などを映し出し、映像は裁判官や裁判員、弁護人、検事席などに置かれた15インチの液晶ディスプレーにも表示される。
また、証言台にはカメラで映し出した実況見分調書などが表示される別のディスプレーを設置。被告人や証人は付属のペンで画面上に記すことができ、法廷内に置かれたプリンターで印刷できる。
説明会に参加した福井弁護士会の北川稔会長は「画面にばかり目がいって、裁判員が証人や被告人の表情を見ないかもしれない。弁護人と検事の双方が犯行の再現実験の映像を見せた場合、裁判員がそれに引きずられる危険性もある」と懸念を示した。
機器はすべて最高裁が一括リースで全地裁に配備。福井地裁では今年1月26日に導入し、設置費用に約100万円かかった。【菅沼舞】
毎日新聞 2008年3月30日 地方版
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