裁判員裁判 被告らの発言再生、評議をサポート 東京地裁に音声試作品
来年五月施行の裁判員制度に向け、最高裁は被告や証人らの発言を迅速に検索し再生できる「音声認識システム」の試作品を東京地裁に設置、二十八日、報道機関に公開した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/95600.html
裁判員裁判は、法廷でのやりとりで有罪無罪や量刑を決めるため、評議で被告人質問や証人尋問を確認する必要が出る。最高裁は三年前からNECと共同で、確認したい証言部分を検索し、映像と音声で再生するシステムを研究開発してきた。費用は約四億円。
マイクとカメラで証人尋問などを撮影すると、発言した人や時間、内容を映像・音声に加え、文字データでも記録する。評議の際、発言のキーワードや発言者、発言時間を入力すると、確認したい部分の映像が出る仕組み。
最高裁は今月末から、東京地裁の四法廷で試行。認識精度を高めた上で、来年三月末までに道内六法廷を含む全国の地裁百七十法廷に整備する予定。