市民が模擬評議体験 仙台地裁キャラバン展開へ
来年5月に始まる裁判員制度への理解を深めてもらおうと、仙台地裁などは7日、憲法週間(1―7日)関連行事の一環として、一般の市民約20人が参加した模擬評議を実施した。
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/05/20080508t13025.htm
参加者は3つのグループに分かれ、妻と浮気した男性のアパートに24歳の男が放火した仮想事件の審理のDVDを見た後、男への量刑をどうするかを評議した。
実刑とするか執行猶予を付すかが主な論点となり、参加者らは「放火は人命や財産を危うくする重い罪。実刑がふさわしい」「妻の浮気が原因で酌量の余地が大きい。社会で更生させてもいい」などと真剣に意見を交わした。
多賀城市の会社員渡辺貴さん(35)は「勤務先から『勉強してこい』と言われ参加した。短時間で事実を把握し、量刑を決めるのは難しい。自分の意見をきちんと表現するのも訓練が必要だと感じた」と話した。
地裁は5月下旬―7月下旬、宮城県内約50カ所で「模擬評議キャラバン」を展開し、幅広い市民に裁判員の役割を体験、理解してもらう方針。
2008年05月08日木曜日