裁判員制度:導入控え県民集会 江川紹子さん講演、課題や期待話す--岡山 /岡山
市民が刑事裁判に参加する裁判員制度の来年5月の導入を1年後
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080511ddlk33040273000c.html
に控え、憲法記念県民集会「裁判員~えん罪を防ぐのはあなた~」(岡山弁護士会)が10日、岡山市古京町の三木記念ホールで開かれた。
始めに冤罪(えんざい)事件の取材を続けてきたジャーナリストの江川紹子さんが基調講演し、「裁判は真相解明をするためにある。早く犯人を捕まえて欲しいという心理が無実の人を犯人にしてしまい、真相から遠ざかることもある。国民感情が裁判に反映されると冤罪を生む要因ともなる。さまざまな問題点を直して、裁判員制度をスタートしてほしい」と、制度の課題や期待を話した。
続いて03年の鹿児島県議選に絡む冤罪事件「志布志事件」で逮捕・起訴されたが07年に無罪判決を受けた藤元安義さんらが参加してシンポジウムも行われ、聴衆約240人が熱心に聴き入った。
岡山市の幼稚園教諭、中浜真由美さん(51)は、「法律を勉強する息子と来た。色々と勉強になった」と感想を述べた。【坂根真理】
毎日新聞 2008年5月11日 地方版