Monolithic Power Systems社、Linear社との訴訟で勝訴を主張
米国デラウェア州の地方裁判所は、高性能アナログ/ミックスドシグナル分野のファブレスICメーカーである米Monolithic Power Systems(MPS)社が米Linear Technology社との間で2005年10月1日に締結した和解契約およびライセンス協定について、MPS社に違反がなかったとの判決を下した。
http://www.ednjapan.com/content/l_news/2008/07/u0o686000000gcrj.html
MPS社は今回の判決を受け、弁護士費用やその他の関連経費をLinear社から回収したい旨を明らかにしている。一方のLinear社は、この件に関してコメントを発表していない。
Linear社は2006年8月、米国の国際貿易委員会による調査を終了させるためにMPS社が和解契約に違反したと主張して、同社を告訴していた。Linear社はさらに、MPS社が米国特許番号「5,481,178」および「6,580,258」の特許を侵害していると主張していた。
MPS社によると、デラウェア州地方裁判所は、Linear社が特許侵害の対象としていたMPS社の同期整流型ステップアップコンバータ製品「MP1543」について、故意に特許を侵害していないと判断したという。なお、MPS社はMP1543の販売を1年6カ月以上も前に中止している。
さらに、Linear社が主張していた特許侵害についてMPS社が間接的に犯していた事実はなく、MPS社の顧客が特許侵害していたとの証拠をLinear社は提示するに至らなかったと裁判所は判断したという。
ただし、MP1543を搭載した評価基板については、Linear社が主張している特許を侵害しており、Linear社の特許権は有効であるとの評決が陪審員により下された。これについてはLinear社が勝訴しており、MPS社が特許侵害の損害賠償額を支払うことで両社は合意している。
(Electronic News)