検事は男女ペアで 裁判員制度で大阪地検
5月21日から導入される裁判員制度に向け、大阪地検は13日、4月から制度対象事件の公判を担当する検事を男女ペアで配置することを明らかにした。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090313/trl0903132051013-n1.htm
これまでは原則、1つの公判を1人の検事が担当していたが、対象事件は強姦致死傷など性犯罪事件も含まれることから、女性の被害者への配慮が必要と判断した。同地検独自の試みで、男女それぞれの役割や視点の違いを生かすことで公判活動を充実させる。
大阪地裁が4月から刑事部15部のうち9部を裁判員担当部として、制度対象事件を集中的に審理するのに伴い、同地検は1部あたり男女ペアとして計18人の検事を配置する。
さらに、複雑な否認事件や死刑相当の重大事件の裁判員裁判では、警察の送致から起訴までの捜査を担当した刑事部のベテラン検事を公判にも投入、公判部の男女ペアとともに最大3人で法廷に立つ。こうした体制整備に合わせ、贈収賄など独自事件を手掛ける特捜部から検事を2人引き抜くなどして刑事、公判、公安の各部で計8人増員する。
男女ペアの狙いについて、同地検幹部は「性犯罪の証人尋問では女性検事の方がスムーズに証言を聞き出せる。男女の役割を補完しあうことで相乗効果を期待したい」と話した。