裁判員制度:あすから ゆるキャラでPR おおつ光ルくんやキャッフィー /滋賀
21日に始まる裁判員制度への理解を深めてもらおうと、大津地裁は17日、「ゆるキャラと一緒に裁判員制度を知ろう」というイベントを開いた。
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090520ddlk25040428000c.html
大津地検や滋賀弁護士会が協力し、市民ら約50人が参加。広報用のDVD上映やクイズの出題などを通じて制度に関する説明が行われたほか、裁判員裁判用の法廷見学もあり、大津市の観光キャラクター「おおつ光ルくん」や県のイメージキャラクター「キャッフィー」が参加者を歓迎した。また、彦根市のキャラクター「ひこにゃん」が被告の出入り口から“出廷”すると、傍聴席から「かわいい!」と歓声が上がった。子どもたちは法廷でひこにゃんと一緒に記念撮影するなど、大はしゃぎだった。
法曹関係者との質疑応答では、参加者からさまざまな質問が挙がった。「有罪無罪を決める裁判で、誰がどういう評決をしたのかは裁判員同士の間では明らかにされるのか」との質問に、坪井祐子裁判官は「多数決の方法は裁判員法に定められておらず、その都度適宜判断する」と回答。また、「(裁判員の選任対象外になる)利害関係者はどう判断するのか」との質問には、大津地検の白髭博文・次席検事が「被告や被害者と親しかったり、敵対関係にあれば、公平な判断が期待できないため、当事者との関係について尋ねることがある」と説明した。
イベントには、裁判員候補者に選ばれた人も参加。昨年12月に自宅に通知が届いたという野洲市の男性会社員(62)は「人を評価する以上、難しい部分はあると思うが、今日の説明を聞いて、あまり深刻に考え過ぎなくてもよいかもしれないと感じた」と話していた。【豊田将志】