【裁判員 横浜地裁】被告に懲役19年判決 元交際相手の女性殺害
横浜市で5月、女性が殺害された事件を審理した裁判員裁判で殺人罪などに問われた電気設備作業員、後田勲被告(53)の判決公判が1日、横浜地裁で開かれた。木口信之裁判長は懲役19年(求刑懲役22年)を言い渡した。神奈川県では初めての裁判員裁判の判決。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091001/trl0910011639017-n1.htm
後田被告側は起訴内容を認めており、刑の重さが争点だった。判決で木口裁判長は、被告が以前にも元妻に対する殺人罪で有罪となり服役したことを指摘し、「同様に男女間の交際に関して前回同様に包丁を使った殺人事件を起こし、強い非難に値する」とした。
木口裁判長は判決後、裁判官、裁判員全員の意見として被告に説諭。「被害者の冥福を祈って過ごしてもらいたい」と述べた。
判決によると、後田被告は5月16日午前3時半ごろ、横浜市緑区長津田で、路上に停車していたタクシー車内で、交際相手だった飲食店従業員の森田明子さん=当時(37)=を包丁で刺し、殺害した。
公判で弁護側は後田被告は懲役12~15年が相当とし、被害者参加制度で出廷した女性の長男(21)の代理人弁護士は極刑が相当と訴えていた。