【裁判員裁判】2支部で初の選任手続き 静岡
静岡地裁沼津支部で26日から県内初の裁判員裁判が始まるのを前に、同支部は23日、公判に参加する裁判員の選任手続きを行い、裁判員6人と補充裁判員2人を決めた。一方、地裁浜松支部でも、27日に開廷する裁判員裁判の裁判員を決める同様の選任手続きが行われた。
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/091024/szk0910240221001-n1.htm
「市民の意見が反映されるのは良いこと」「自分の考えで人の人生が変わってしまうのは…」。この日午後、地裁沼津支部には、裁判員候補者が続々と訪れ、報道陣に意気込みや戸惑う心境を語った。
今回、裁判員候補者のうち呼び出し状が郵送されたのは72人。うち高齢や重病を理由に事前に辞退が認められた21人は呼び出しが免除され、1人に呼び出し状が到達しなかったため、計50人が同支部を訪れることになっていた。だが、3人が欠席し、同支部を訪れたのは47人だった。
裁判長との個別面談やコンピューターによる抽選で、裁判員候補者の中から裁判員と補充裁判員が決められた。3人は介護などを理由に辞退を申し立て、うち2人が認められた。
裁判員候補者となった沼津市内の女性教諭(23)は裁判員を決める抽選に漏れたが、「司法は人ごとではなく、自分も考えを持って生活していかなければならないんだなと感じた」と感想を述べた。
沼津支部では、26日から28日までの日程で、富士市内の公園駐車場で6月に起きた女性を刃物で脅し、現金を奪った強盗致傷事件が審理される。
一方、地裁浜松支部には34人の裁判員候補者が訪れ、沼津支部と同様の手続きで裁判員6人と補充裁判員2人を決めた。同支部では27日から29日まで、磐田市見付で6月に起きた殺人事件が審理される。