奈良の集団強姦致傷事件、裁判員20人忌避
奈良県橿原市内で5月、20歳代の女性を乱暴目的で車に押し込み、けがをさせたとして集団強姦(ごうかん)致傷罪などに問われた無職阪本裕被告(23)(奈良県葛城市)ら4被告(23~21歳)の裁判員裁判の初公判が24日、奈良地裁(石川恭司裁判長)で開かれた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091125-OYT1T00641.htm
4被告の弁護人が閉廷後、裁判員の選任手続きに際し、検察官と弁護人が理由を示さず不選任(忌避)を請求した人数が計約20人に上ったことを明らかにした。手続きに出席した裁判員候補者は49人で、うち10人は裁判所から辞退が認められており、残る39人の半数を忌避したことになる。
忌避は、検察官や弁護人が、選任手続きでの裁判員候補者と裁判長との面談のやりとりを聞き、「裁判員にふさわしくない」と判断した場合などに請求する。
この弁護人は、4被告の弁護側が、被告に不利な判断をする可能性のある候補者ら計15~16人を避けたとし、具体例として「別の性犯罪被害者の親族」「若者の性犯罪への視線が厳しいと思われる高齢男性」などを挙げた。また、検察側の忌避は4人程度と話した。
罪状認否で、阪本被告は犯行時の行為の一部を否定したが、大筋で起訴事実を認め、他の3被告は全面的に認めた。
(2009年11月25日12時46分 読売新聞)