【裁判員 奈良地裁】裁判員裁判で最多の4被告に判決
女性を乱暴目的で軽ワゴン車に無理やり連れ込んだとして、集団強姦(ごうかん)致傷などの罪に問われた奈良県葛城市の無職、阪本裕被告(23)ら4人に対する裁判員裁判の判決公判が30日、奈良地裁であった。石川恭司裁判長は、阪本被告に懲役3年の実刑、ほかの3被告に懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(いずれも求刑懲役6年)を言い渡した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091130/trl0911302131013-n1.htm
これまでの裁判員裁判で最多の4被告を審理。全員が起訴内容をおおむね認めたため、量刑判断が注目された。
公判で検察側は「4人に上下関係はなく、罪の重さは同じ」と主張したのに対し、阪本被告を除く3被告の弁護人は「量刑は主導的か従属的かで決めるべき」と反論。被告人質問では阪本被告に、別の被告の弁護人が「布団などを用意したのも、被害女性を引きずり込んだのもあなたではないか」と追及するなど、各被告の関与の違いを強調するやりとりが行われた。
石川裁判長は判決で、阪本被告について「犯行の発案から準備、実行まで中心的役割を担い、3被告に比べ犯情は重い」と判断した。