【裁判員 熊本地裁】「女性の心の傷伝わった」 強姦元消防士に懲役10年
強姦(ごうかん)致傷や強制わいせつ致傷など4件の性犯罪に問われた熊本市消防局の元消防副士、長辰岡忍被告(28)=懲戒免職=の裁判員裁判で、熊本地裁の野島秀夫裁判長は4日、求刑通り懲役10年の判決を言い渡した。弁護側は懲役5年が相当と主張していた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091204/trl0912041343005-n1.htm
裁判員は男性4人、女性2人。記者会見には、男性1人を除く5人が臨んだ。女性の1人は、ビデオリンク方式による被害者の意見陳述を「心の傷が十分伝わった。貴重だった」と振り返った。性犯罪を裁くことについて、別の女性は「一般の人にも関係がある事件なので、裁判員が入ってもいいと思う」と述べた。
判決理由で野島裁判長は「一方的に襲いかかり非常に危険で、卑劣、悪質と言うしかない。被害者の恐怖感や屈辱感も大きい」と指摘。常習性も明らかで、検察側の求刑を下回る刑は相当でないとした。